会期|2021.11.19 – 12.05 *金・土・日のみ開廊(9 日間) 14:00-19:00 *初日は、17:00 よりオープニング開催予定 会場|People(東京都渋谷区恵比寿1-18-4 NADiff a/p/a/r/t 2F)  

京都在住の作家・佐貫絢郁による個展が、恵比寿・People(東京都渋谷区恵比寿1-18-4 NADiff a/p/a/r/t 2F)にて開催いたします。

 佐貫は1993 年静岡県生まれ、京都造形芸術大学大学院修了。現在は関西を拠点に作家として活動する傍ら、書籍の装画をはじめ多くのアートワークを手掛けています。佐貫の長く続けて取り組んでいる作品のなかに、特徴的な太い線描を用いたドローイング・シリーズがあります。風景や肖像らの固有の要素を極端に間引くことで、特定のパースペクティブを逸したイメージをつくり出しています。本展ではそのほか、自身の近視の視界によってもたらされた知恵や、コロナ禍が強いる徹底した衛生管理、テイクアウト(ウーバーイーツ展開)だけの空寂しいお店の看板といった、「ここ5 年」の間の営為から着想した細やかな想像たちをもとに制作した小品らを展覧いたします。昨年度にポーラ美術振興財団在外研修生に選出されタイ・バンコクに滞在を予定していたところ、コロナ禍によって延期となり、いつ終わるともしれない休止期間の最中にうまれたささやかな立体作品らをお披露目します。

また宣伝美術はPeople の管理人である、デザイナー・石塚俊によるものです。初日は作家在廊のうえ、17 時よりゆるやかなオープニングを開催予定です。どなたさまも気軽にご参加ください。