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バナナ、牛乳、いちご、生春巻とチョコのスナックを買って22時に駅に行く。駅はフアラロンポーンじゃなくて新しい駅。壁も天井も白く照明の光は強くてどこを見てもピカピカでクリーンな駅。でも周りには何もない。新宿で夜行バスに乗るみたいな、どんどんスタッフに捌かれる物流のようなオペレーションだった。家を出る直前まで友達と鍋をしてビールを飲んでいたので、もう眠い。乗るのは22時半発の列車。
駅とは対照的に電車はクラシックで、2等車の写真をLINEで友達に送ったら『収容所に似ているね』と言われた。
寝台のベッドは思ったよりも快適で、私のコンドのベッドよりも寝心地がいい。私の部屋のベッドは寝るたびに少し疲れるから。
電車がカーブに差し掛かると寝ている体が大きく揺れて目が覚める。窓の外を見ても暗くて何も見えなかった。たまにトイレに行く人がベッドの横を通るのをカーテンの向こうに感じる。それ以外はとても静か。